2017/04/06

アジアおいしい話 【再読】

アジア おいしい話 (ちくま文庫)
筑摩書房 (2013-10-04)
売り上げランキング: 113,146
kindle版
■平松洋子
気の向くままにアトランダムにあちこち読んで、通しで読んで。
やっぱ道具の写真、それがかなわなければイラストでもいいから、残して欲しかったなー。
まあ、アマゾンレビューなどで見る限り、元版からして絵が少なかったみたいだけど。

詳しい感想は初読みのときに書いたので、今回は思いつくまま。

・平松さんは既婚者のエッセイストにしてはあまり夫君のことは書かないほうだと思うが、本書では「連れ合い」が3回も出てきてふーんと思った。
・本書が書かれたのは平松さんが37歳くらいのときか。いまの(50代後半)文章の雰囲気と比べると随分若く、はしゃいだ雰囲気だ。
・「あとがき」に出てくる【最後に、父母と家族、見えないかたちで支えてくれた大野三郎と娘の麻に】という部分。大野三郎さんって夫君のことかな。父母と夫と娘は「家族」ではないのかな。ここでいう「家族」ってあとは妹さんとか?
・本書に書かれている情報から推すと、26歳くらいで娘さんが3歳になるかならないかだったようだから、結婚は22歳くらい? 大学出てすぐぐらい? で、『なつかしいひと』によれば夫君は20歳くらい年上なんだから……22歳と40歳くらいの夫婦かー。おー。で、仕事もしていたと。ほー。なんというか、いろいろ想像しちゃうなあ。
・本書単行本は1996年刊で、【書き始めてから一年と数ヶ月】だから1995年くらいの情報。2004年時点の「文庫版あとがき」で既にに書いてあるけど日本の料理も道具の状況も変わっている。平松さんの表記がいま一般に知られているのと違うのもちらほら。「スッカラ」を【スッカラッ】とか「マッコリ」を【マッコルリ】とか。「ビビンバ」が【ピビムパプ】っていうのはまあ両方云うかな? 
・とりあえず辛い物が苦手なので参考にしたくても出来ないのが。あとナンプラーも好き嫌い分かれるような。
・てゆーか家のカレーでご飯炊かないとか! ナンだけだとか! いやご飯の日も作ってくれってうちなら絶対文句出るような。
・平松さんの今は知らないけどこのくらいのときの家の料理って随分トンガッてるなー。美味しいんだろうけど。
・やーやっぱ文章が気合入り過ぎているというかなんというか、読んでいて時々赤面、照れちゃうのはどうしてだろう。
・フランスの鋳物鍋、ここ十年くらい? 日本でも流行ってるけどこれでも重いけど、石鍋は5キロ、平松さんがもらったスキヤキ鍋は10キロ! わー。
・あんまり意識してなかったけど本書で「蚊帳」と「蝿帳」が出てきて、なんで「蚊帳」はカヤで「蝿帳」はハイチョウなんだろうなあ、カチョウ、ブンチョウという読み方もあるようだが(辞書によれば)。でも蝿帳を「ハイヤ」「ハエヤ」とは読まない、んだよね、カヤは漢字があるまえに物があったってことかなあ? ちょっと調べたらすぐわかりそうな気もするけど調べてません…。
・実はまだ料理にココナッツを使ったことが無い。ココナッツ料理を食べたこともないかもしれない。ココナッツのお菓子は食べたことがある。わたし味は保守派なのデス。
・日本のお米が取れなくてタイ米に急遽頼ったのってこのくらいの年だったっけか、と本書を読んで「ああ、あったなー」。ホントあのときだけだったなあ。
・一人焼肉はわたしもまだ未経験です。お昼のランチなら出来るかもしれないけど夜は店に対する遠慮もあるしなー。
・タイの「黒い鉢のなかの功徳―バアツ」面白いな~。寄進の様子とか、その風習とか。
・「雲南の秘具―汽鍋」って、これも数年前から流行してる無水鍋とかタジン鍋とかとはまた違うんだろうけど、汽鍋はそんなに流行していない…よね? タジン鍋とか無水鍋は流行してるのに。違いはなんだろう。というか汽鍋の仕組みがイマイチよくわからない…1杯のスープに1時間とかどんだけって感じ。薬缶の上に置ける鍋ってのもあるけどああいう感じなんだろうか。
――と思ってググったら写真入りでいろいろ出てきた。わーやっぱ一目瞭然、ってか思ってたのと違った! かわいい!

結論。やっぱこの本には写真が要るわー。文章から想像するのも楽しいし悪くないけど、写真あったらもっと楽しいわー。