2016/12/24

目黒考二の何もない日々 2007-2016

目黒考二の何もない日々
目黒考二の何もない日々
posted with amazlet at 16.12.24
目黒考二
百年書房
売り上げランキング: 615,464
■目黒考二
先日久しぶりにweb「本の雑誌」を覗いたら「目黒考二の何もない日々」12月2日「私家版」という記事があって、要するに『笹塚日記』シリーズ4巻の続きにあたる「町田日記」ならぬ「目黒考二の何もない日々」を古希の記念にまとめた私家版を作ったが、それ(サイン入り)を「本の雑誌WEBストア」でも扱っているということだった。
おお、それは是非読みたいと購入(わたしが見たときはAmazonで古書店さんの扱いも上がっていたけどやっぱり正規ルートの本の雑誌WEBストアから。使えるクレジットカード会社が限られていた。便利に慣れ過ぎているとこの程度でも「あれっ」って思っちゃいますネ、反省)。

12月9日夜に発注して、12日に商品の発送が完了しましたメールが来て、ゆうメールで15日に届いた。14日に届かなかったのでおかしいなーと思っていたのでほっとした。便利に慣れ過ぎてるって恐い(2回目)。
宛名シールが若い女の子の手書き! かわいい字だなあ。助っ人制度ってまだ残ってるのかしら。中の領収証の書名、金額も手書き。共信サンライトのKP封筒B6を使っている。
ふーん、本の雑誌らしいなあ。
WEBでずっと読んでいる、というひとは既読のものばかりだろうが、わたしはネットで娯楽のための流し読みは出来ても「読書」としては熟読出来ないタイプなので書籍化はありがたい。

ということで15日から手元にあったのだけどなんのかのでようやく今日、中身に手をつけた。
「はじめに」によれば、全部載せると本が分厚くなってしまうので結構最初のほうは削ったそうだ。

まだ拾い読みでとりあえず最後までざっくり目を通した程度だが、「家に帰らない」のではなくて「動かない」だけ説、「大森望スペシャル」の話とか、やっぱり面白いなあ。空気はひたすらまったり。
思ったより書評とか本の具体的なタイトルが少なくて、そういえば『笹塚日記』でも何を読んだか書いてあるだけで書評はほぼ無かったなあと思い出す。

目黒さんがこれまで書いた文庫本の解説リストを作った個人ファンのひとが最初の方に出てきて、その後も何度か目黒さんがお礼を書いているけど、どうやってそんなこと出来たんだろうと思ったら後の方で地道に古本屋で探して…というやりかただったと書いてあり、すごいなあ。絶版になっている本も多いから新刊じゃ無理なんだね。でも図書館じゃなく、古本屋で購入しているのがすごい。目黒さんがまた、ご本人の仕事なのに覚えていないことが多いっていう御仁だもんね…(それがイイんだけど)。

百年書房っていうのはググったら自分史とかを扱う出版社らしいのだけど、本には書籍表紙デザインを使った専用のしおりも挟まれていて、ちゃんとしてるなあ。本そのものはシンプルな作り。2段組。289ページ。
目黒さんのサインってそういえば初めて。
「目黒考二」って書いてあるんだろうけど、ぱっと見たら「目里斤二」に近い。かなり丸っこい字。
本の雑誌WEBストアの商品紹介のページに載っているサインよりだいぶ崩れている。たくさん書いてだんだん疲れて面倒になってこうなったんだろうなあ。