2016/05/22

星を賣る店

星を賣る店
星を賣る店
posted with amazlet at 16.05.22
クラフト・エヴィング商會
平凡社
売り上げランキング: 152,751
■クラフト・エヴィング商會
今頃になって買っていてお恥ずかしい…。

出た時に「あ」とは思ったのは覚えてるんだけどいつもの路線の本だと思っちゃってたんだよ~。まさか、これまでのクラフト・エヴィング商會のお仕事総括的な、実際にあった展覧会の図録だったとは…! 不覚だ。

梅田紀伊國屋で待ち合わせとして「お客さんが空いてるエリア」だからという理由で「デザイン本のコーナー」を指定し、そこで待っているときに棚を見ていて発見して中身を見て「なんでいままで買っていなかったんだろう!」初版第1刷好きなので悔しかった。でも手元に置いて愛でたい素晴らしい本なので購入。2014年1月に初版第1刷で、わたしが購入したのは2014年3月の初版第3刷。

「前口上」によれば本書は2014年1月25日から3月30日まで世田谷文学館で開催された展覧会「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会・星を賣る店」の公式図録であると共に「商品目録でもあり、はたまたベストアルバム」のようなもの、らしい。

内容は、
商品目録 これはいつものクラフト・エヴィング商會の「作品紹介」。
著作 クラフト・エヴィング商會、吉田篤弘、吉田浩美/吉田音の著作紹介。
装丁 クラフト・エヴィング商會が手掛けた装丁本の書影リスト。持っている本もたくさんあるけどクラフト・エヴィング商會だとか意識していなかったのもいくつもあって「ああ、そういえば、〝ぽい"よ~」とか思った。
お客さまの声 いままでクラフト・エヴィング商會に装丁してもらったりしたことのあるひとのコメント集。
クラフト・エヴィング商會全装幀リスト これは文字だけでリストアップしてある。

すべてカラー写真。見ているだけで「ほ~」「は~」「素敵…」とうっとりため息を何度もついてしまう素晴らしい本。
「図録」っていうけどむしろふつうの四六版よりも小さいくらいのサイズが可愛い。
大きさの割に持った感じが「軽い!」のも使われている紙のせいなんだろうな。まあ軽い単行本といえば『一人の男が飛行機から飛び降りる』(新潮社・1996年)の衝撃を越えるものはないけど…(そういえば吉野朔実さんもこれを「軽い!」というテーマで書評マンガで紹介されていたなあ)。新潮文庫化もしてるけど、この単行本は「本」という「物」として見ても面白いんだよね。

一人の男が飛行機から飛び降りる
バリー ユアグロー
新潮社
売り上げランキング: 84,847