2015/12/05

芥川龍之介再読週間⑩

歯車
歯車
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(2012-09-13)
kindle版
■芥川龍之介
」(大正9年3月)
姉妹の恋の話。しっとり。この姉妹はずっと何か心にひっかかったまま生きていくのかなあ…。

澄江堂雑記」(大正7年~13年)
32篇の雑記。思った事考えたこと気に留めたことを書いてある短いものの集まり。読み手としては興味がわくものも、そうでないものも。
1大雅の画 2にきび 3将軍 4毛生え薬 5芸術至上主義 6一切不捨 7赤西蠣太 8釣名文人 9歴史小説 10世人 11火渡りの行者 12俊寛 13漢字と仮名と 14希臘末期の人 15比喩 16告白 17チャプリン 18あそび 19塵労 20イバネス 21船長 22相撲 23「とても」 24猫 25版数 26家 27続「とても」 28丈艸の事 29袈裟と盛遠 30後世 31「昔」 32徳川末期の文芸

続澄江堂雑記」(大正14年)
1 夏目先生の書 2霜の来る前 3澄江堂 4雅号 5シルレルの頭蓋骨 6美人禍 7放心 8同上

トロッコ」(大正11年)
これについては又吉(直樹)さんがすべて言いたいことを言ってくれているという感じ。最後の部分(大人になってからの部分)について忘れていたなあ。

歯車」(昭和2年、遺稿)
強迫観念とはこんな感じかという話。「レエン・コオト」がよく出てくるなあと検索してみたらタイトルを入れて9回使われていた。睡眠薬を飲んだり、幻聴めいたものが聴こえたり、ドッペルゲンガーが現れたり、……とても精神的にまいっている感じで、読んでいてずんずんと沈み込んでいくような気持ちがする。