2015/10/25

日本全国津々うりゃうりゃ 【再読】

日本全国津々うりゃうりゃ
宮田 珠己
廣済堂出版
売り上げランキング: 227,243
■宮田珠己
というわけでシリーズ第1弾である『日本全国津々うりゃうりゃ』を編集の川崎優子さんことテレメンテイコさん登場箇所に注目してざーっと目を通す。

記憶違いでもなんでもなく、第1弾ではテレメンテイコさんはごく普通の編集者としての描写しかされておらず、気に留めなかったのも当然。しかも第1弾には既に「本の雑誌」読者にはお馴染みでキャラも把握している営業の杉江氏が何故か2回も登場しており、そちらに気を取られがち。

このときから宮田大兄は「石拾い」を仕事に結び付けようとしていたのだな(『いい感じの石ころを拾いに』参照)。わざわざ青森・金木まで出掛けて太宰のダの字にも触れずに石だけ拾って帰ってきていた。太宰治に少しでも関心がある者には信じ難いことである。単に「青森」ではなく「青森の金木」まで行っているのに!そこで採取された石は確かに美しくて羨ましくはあるが…。

また、名古屋大仏にも行っている。これはこのあいだテレビでもやっていて、宮田さんの本に出てきたなあとは思ったが『晴れた日は巨大仏を見に』ではなく『うりゃうりゃ』のほうだったんだなあ。「時空が歪んで」いるというのはまさにそんな感じだ。御住職はあの緑がお気に入りだそうだが…。
詳しい感想は前回書いたのでこのへんで。