2015/08/02

バーナード嬢曰く。 【漫画】

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バーナード嬢曰く。 (REXコミックス)
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■施川ユウキ
この作品は漫画です。

2013年の発売により読書好きたちを震撼とさせたあの漫画の第2巻が発売された。

本を読むのはめんどくさいけどカッコイイ本を読んだことにして読書家ぶりたい町田さわ子ことド嬢(バーナード嬢。バーナード・ショーからのダジャレらしい)。
読書家で、特にSFについて詳しい神林しおり。
シャーロック・ホームズ好きな図書委員・長谷川スミカ。
そこそこ読んでるけどマイ・ブームはちょっと前のベストセラーを今頃読む、という遠藤君。

最初は読書漫画として描かれておらず、名言に絡めた漫画とかそっち路線を目指していたためにこのタイトルらしい。
本が好きなひと、本が気になるひと、読み手の読書スタイルによって共感するキャラはいろいろあるみたいだけど、町田さわ子の言動に「ムカつく!(笑)」とツッコミつつ、神林さんのSFマニアっぷりに敬意を抱きその純粋な作品への愛の深さに感動する、っていうのがわたしの場合かな。神林さんと高校のときに出会っていたら間違いなく感化され、SFファンになっていただろう。神林さん好き!

町田さわこは全然読まないようで神林さんにすすめられた本は結構読破しているようす。
長谷川さんは第1巻はあまり印象に残る言動がなかったが、第2巻でのシャーロキアンぶりには「そうそう」と笑ってしまった。
それにしても又吉さんの『火花』と別のひとを並べて評価するのはやめてほしかったなあ。あのひとも純文学書けば良かったんだよ、とか純文学なら成功してたのに的な論旨も腹立たしいこと限りなし。

この話の登場人物たちは高校生なのだが、ちょくちょく作者(=施川ユウキ)の意見をそのまま言わされたりしているときがあり、「思考回路がオッサンだよ(高校生なのに…)」と思うことがあるがまあ本がネタになっている漫画というのはやっぱり愉しい。

ここでは紙版を貼ったがkindle版も出ているようだ。