2015/04/02

七面鳥殺人事件

七面鳥殺人事件
七面鳥殺人事件
posted with amazlet at 15.04.02
グーテンベルク21 (2014-07-04)
売り上げランキング: 57,155
kindle版
■クレイグ・ライス 翻訳:小笠原豊樹
本書は1943年に発表された"The Thursday Turkey Murders"の邦訳でビンゴ&ハンサムのコンビが送るシリーズ第2弾。
邦訳は1959年に早川ポケミスから出て1983年1月に同文庫に入ったが長らく絶版だったのを例のグーテンベルク21から電子書籍版で2012年7月25日に発売されたもの。

登場人物表ではビンゴ・リグスとハンサム・クザックという名前表記なのだけど、ビンゴとハンサムというのはニックネームで、本文中に彼らの正式名が出てくる。
ビンゴは「ロバート・エメット・リグス」が洗礼名、ハンサムは「ボニフェイス・クザック」。

ハリウッドを目指して車を走らせていたふたりはサーズディという人口1042人の農業地帯の中心にあるのどかな町で道に飛び出してきた七面鳥をうっかり引いてしまったことからどんどこ事件に巻き込まれていく。
昔の銀行強盗で盗まれた大量の金貨がこの町のどこかに!?
掘っ立て小屋で発見された射殺死体はいったい誰で、誰に殺されたのか?
そして消えた大群の七面鳥の謎は。
ドタバタコメディミステリー。

主役のふたりの凸凹コンビのキャラが面白いのはもちろん、他の登場人物もなかなか個性的で良い味だしてるんだよね。特にジャドソン保安官がじわじわとだんだんその魅力を発揮していくのが見事だった。
ミステリーとしても良かったけどみんながわいわいやってるのとかをニヤニヤしながら楽しんだ。
写真をみんなが撮ってもらいたがってわくわくしてるのとかすごくカワイイっていうか微笑ましい。

第1弾『セントラル・パーク事件』の感想はこちら。