2015/01/24

チムニーズ館の秘密 【再々読】

チムニーズ館の秘密 (クリスティー文庫)
早川書房 (2012-08-01)
売り上げランキング: 24,500
kindle版
■アガサ・クリスティ 翻訳:高橋豊
というわけで、こちらも続けて読んで、読了。
さすがに3回目なのでこの話のメインの謎は早々に思い出してしまったが、そのほかの細かいのは覚えていなかったので、いろんな謎が解けていくたびに「おお、そうであったか」とびっくりしながら読んだ。
『七つの時計』もそういう要素があったけれども『チムニーズ』のほうがよりコージー小説っぽいかな。あとロマンス小説の要素も濃い気がする。
貴族の夫人が恐喝されてたり、王子が殺されたり、国際的に有名な変装の名人の怪盗が絡んだり、英・米・仏の警察が出てきたりして、いろんな見せ場がある豪華なエンタメって感じ。

以下に、再読時の日記から本作絡みの部分を貼りつけておく。「ボブってこういうヤツだったんだ……」というガッカリ感は今回読み終えてけっこう強く感じたので、日記を見て約10年前にも全くおんなじことを書いていたのがちょっと個人的に面白かった。ちなみに、同じ日に重松清『疾走』を併読していたのだが、そちらの感想はこのブログ内に単独記事がある(クリスティのは短すぎるので独立記事としてブログにまとめなかったのだけど今回サルベージ)。

2003年8月18日(月)
◆眠る前に昨日の続き、クリスティ『チムニーズ館の秘密』を読む、読了までまだ届かず。
この主人公、なんともいえない魅力があるなあ~。例えて云うならルパン3世のような。再読なのですが、このひとの正体がウロ覚えなのでわくわくして読んでます(いつもながらお得な脳みそだ(^_^;)。それにバトル警部もすごく良いし、バンドルもとてもキュートだ。その父親もまた良し。クリスティの魅力はこういうところにもあるんだよなあ。キャラが魅力的なのだ!しみじみ。。。若竹七海さんもクリスティファンだったと思うけど、なんか共通する空気があるようにも思う。主に本格を愛するカーやクイーン好きの読者の中には「クリスティ?女・子どもの読み物だよね」という風潮があるとかも聞くけど、「ほっといて~」(カフェオレのCMのaiko風に)という感じです(笑)。

2003年8月19日(火)
◆『チムニーズ』読了。ああそうだったそうだったね。ボブって女好きで軽かったのねー。