2014/11/27

半七捕物帳 01~06話 【再読】

kindle版
■岡本綺堂
電子書籍の0円本。無料なのだ。
青空文庫からデータを持ってきているからだが、パソコンで青空文庫を見るのと違い、フォーマット、字体、行間などすべてkindle仕様で読めるため、すごく読みやすい。

半七捕物帳シリーズは二十代の初めくらいの頃に宮部みゆきの時代物にハマった流れで光文社文庫で読んだんだったと思うが既に手元に無いので今回kindle版で久しぶりに読んでみた。昔の話なのに全然難しくなく読みやすかった記憶の通り。

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)
岡本 綺堂
光文社
売り上げランキング: 23,404

ウィキペディアによれば【近代日本における時代小説・探偵小説草創期の傑作である。1917年(大正6年)に博文館の雑誌「文芸倶楽部」で連載が始まり、大正年間は同誌を中心に、中断を経て1934年(昭和9年)から1937年(昭和12年)までは講談社の雑誌「講談倶楽部」を中心に、短編68作が発表された。】とのこと。
しかし、いま読んでも全然古くないね、というか、江戸時代が舞台なので昔風で当たり前というか。読みやすい。人情、人の心の動きとかいまと変わらない感じでわかりやすいんだよね。

今日は6篇を読んだ。すべて短篇で、一話完結ですっきりした形で終わるので小気味良い。ついつい次から次へと読んでしまう。
探偵物、ミステリーとしてはそんなにひねりも無く途中で見当が付いてしまうものが多いが、舞台が江戸でその風俗とか雰囲気とかが時代物、市井もの好きにはしみじみと良い。同心、岡っ引き、手下などの役割・仕組みなどもわかりやすくおさらい出来るし。

著者の岡本綺堂は明治5年生まれ。

一、「お文の魂」★★ この犯人のような身分のひとが悪いことするというのは『アクロイド』みたい、っていう意識じゃ甘いんだろうけど。
二、「石燈籠」★ この犯人とトリックはわかりやすかった。
三、「勘平の死」★ なんという手前勝手な男だろう!
四、「湯屋の二階」 半七親分が冷や汗をかく回。
五、「お化け師匠」★ なんという偶然の連鎖(やや皮肉)。
六、「半鐘の怪」 このトリックは西洋の探偵小説で有名なのがアリマスね。気づくまでは怪奇譚かと思った。

青空文庫・岡本綺堂のページへリンクを貼っておこう。