2014/10/12

考えるマナー

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考えるマナー
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赤瀬川 原平 佐藤 優 高橋 秀実 井上 荒野 劇団ひとり
中央公論新社
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■赤瀬川原平・井上荒野・劇団ひとり・佐藤優・高橋秀実・津村記久子・平松洋子・穂村弘・町田康・三浦しをん・楊逸・鷲田清一

本書は、読売新聞火曜日夕刊の「たしなみ」欄掲載が初出、12名の方が見開き2頁ずつテーマに沿った(さまざまの多種多様なマナーについて)エッセイを書かれている。詳しい初出時期は単行本の奥付の手前のページに載っているが。まあだいたい2009年~2014年の間だ(人によって担当時期が違うみたい)。
2014年7月25日中央公論新社刊。

大きい書店に行ったらこれが表紙見せで置いてあり、表紙に執筆者の名前が書いてあり、パッと見ただけでも好きなひとの名前がいくつもあったので一気にコウフンして飛びつくように買ってきた。面白そー!

文章を読むのは今回まったく初めて、という方は劇団ひとり、佐藤優、楊逸、鷲田清一の四方で、劇団ひとりさんはテレビのバラエティで知っているし、楊逸さんは芥川賞作家である、ということくらいは知っていたが、残りお二方はちょっと何してる方かもわからなかった、ので後でインターネットで調べた。せめてこの本に簡単な略歴くらいつけておいてくれたら親切なのになと思わないでもない。

佐藤優さんはググってお顔を見たら「ああ、テレビで拝見したことがある」ひとだった、元外交官なんだそうだ、ふーん。鷲田清一さんは哲学者で大学教授、大阪大学総長もされたことがあるそうだ。へえー。

全体的に、軽い読み物といったふうで、新聞の夕刊で目を通すのにふさわしい内容。
ちょうど付箋が手元にあったので、試しに興味がある内容だったり、共感したり、面白いなと思った内容につけて行った。執筆者のばらつきはどうなるか試したかったからだ。
エッセイの数はざっと数えて131本(確認していないので間違っている可能性アリ)。
エクセルを開いて、付箋をつけたタイトルと、執筆者の名前の頭文字を列挙してみた。並べ替え…著者別カウント…。その結果、じゃーん!
赤瀬川5、井上2、劇団2、佐藤1、高橋1、津村6、平松6、穂村3、三浦7、楊5、鷲1
というわけで、なかなかに普段の読書傾向というか趣味が出たなあ、という結果に。楊さんのは日本の良いところを褒めてくれてあるから気持ちがいいんだよね。町田さんはよくわかんなかったっス…。

同じような年代の女性である津村さんとしをんさんのお風呂に対する考え方というかウェイトの置き方が全然違うのが面白かった。わたしはどっちかっていうと津村さんに近いかな、疲れをとりたいからお風呂は大事というのは昔から身に染みていて、最近までそれを認識していなかったというしをんさんに驚愕だ。
ほむほむのはほむほむの本で既読のばかりだった。
平松さんはもう平松さんのファンなんだなーわたし、という感じがスゴクした。ツボにくるというか。

ちなみに付箋をつけたタイトルは以下の39本。他がつまんないわけじゃないヨ。
おいしい(あるいはその逆の)店に行ったときのマナー/消えるマナー/老化のマナー/居留守のマナー/最弱のマナー/物忘れのマナー/さよならのマナー/まんが喫茶のマナー/相席のマナー/取り調べのマナー/スポーツクラブのマナー/いいとものマナー/そうめんのマナー/大皿のマナー/お辞儀のマナー/横断のマナー/ブックカバーのマナー/袋のマナー/エスカレーターのマナー/乗客観察のマナー/電車のマナー/放送のマナー/降りますのマナー/散歩のマナー/フリースのマナー/もの惜しみのマナー/節電のマナー/ラジオのマナー/環境音のマナー/美容室のマナー/笑いのマナー/放吟のマナー/根回しのマナー/自分取扱いのマナー/病気のマナー/時間の経過のマナー/ジンクスのマナー/入浴のマナー/自己流のマナー