2014/08/03

ゆで卵の丸かじり

ゆで卵の丸かじり (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋 (2014-07-10)
売り上げランキング: 4,032

■東海林さだお
「丸かじりシリーズ」第33弾。
初出は「週刊朝日」に連載。単行本は朝日新聞出版から2011年4月刊。
思い込みで突っ走ってるなあ、まずその前提に異見があるんだけど、というのがいくつもあった。昭和12年生まれかー。大家というか、もはや自分の考えをヨソから言われて変えるとかいうのはなさそうな。のほほんざっくばらん風にしてるけど、実はものすごくこだわりが強くて頑固だよね。
「己を知るには敵を知れ」とか書いて「ずいぶん探したけどありませんでした。」って書いてあるのがなんともはや。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と間違っただけの話で、「勘違いしてしまった」と言うならともかく「探したけどなかった」は無いわー。
このシリーズの初期のほうのを読んでみたい。

【目次】
ラーメンに海苔は必要か★/ワカメミソスープの危機/ラー油を食べる?/蒸しパンのムリムリ★/チクワ天そば騒動記/苺をどう食べる?/茹で卵は正しく食べよう/どじょういんげんは長すぎるか/いまが旬、冷やし中華/こともあろうに「十八穀ごはん」/羊羹のニッチャリ/納豆の現状報告/悲しからずやトコロ天/種なし梅干しおにぎりの謎/かき氷のサクサク/決行!炭酸水!/カット西瓜は邪道?/第4のビール出現/煮干し出世物語/さんま大出世物語/モツ煮込みを“いただく”/おでんの大根の理想の厚さは?/しきりにポップコーン/ふと、飴を舐める/「香り松茸、味しめじ」でいいのか/食器の軽重を侮るなかれ/ゲソでげっそり?/紅生姜ブーム、来る/ツナ、マヨに出会う/再びがんばれ!デパート大食堂/鍋の具に自由を!/ラーメンの具を愚考/カツカレーうどんのカツカツ/スープ炒飯の矛盾/お雑煮は暗い?

連続感想。
ラーメンの海苔はあっても無くてもいいなあ。わかめの味噌汁じゃなかったら目がテンって変なの。食べるラー油ブームは辛い物苦手なので遠目に見ていた。蒸しパンは大好き!チクワ天の置き方にここまで固執するとは。半分だけ食べるとかもったいなー。苺スプーンって使ったことない。茹で卵は剥いてから食卓に出す、自分で剥くときは両手で剥いて右手に持ち替える。どじょういんげんって初めて聞いた、さやいんげん、って言ってた、その一種なのね! 「冷やし中華はじめました」って貼り紙見るとウキウキするんだけど東海林さんは逆なんだな。
羊羹は見た目のすべすべさが美しいと漱石は褒めていた、そういえばあの触感は独特かも。かき氷のシロップはたっぷりが良いに同意。みそ汁を炭酸で……ちょっと無理かも。カット西瓜は食べたことないけど便利そうね。食べる煮干しはカルシウム補給出来ていいよね。さんまが高くなると悲しい。「いただく」そういえば氾濫してるかも。コンビニおでんの大根は全部同じ大きさなの!?
軽い瀬戸物食器とかたまに売ってるね。たしかにツナマヨが無くなったら困る。鍋の具に自由を、は面白い。ラーメンの具はネギが無いとなあ。カツカレーうどんのカツが美味しそうだけどやっぱりご飯がほしい。スープ炒飯はスバヤク食べないと無茶苦茶になりそう。お雑煮大好き。別に暗くないわ!