2014/08/25

0能者ミナト <8>

0能者ミナト (8) (メディアワークス文庫)
葉山透
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-08-23)
売り上げランキング: 154

■葉山透
ミナト・シリーズ第8弾。
いやー今回も面白くて夕飯後のくつろぎタイムに何気なく手に取ったらぐんぐん引き込まれてやめられなくなり、イッキにラストまで読みそうになるところを終盤残り5ミリくらいのところで自主規制して休憩はさんだくらい。ラストに向けてぶっ続けて読むとあまりにももったいない、という貧乏症とも云えるが、まあ、いままでの経験上、ラストのまえにいったん一息入れて脳内クリアにしてから臨んだ方が余裕をもって丁寧に読めるので。

あとがきを読んだら長篇か短篇かというのすら、作者様おん自ら「プチネタバレ」と書かれているのでここから下は既読の方のみでお願いします。

★★★未読の方は、以下はネタバレしてるので読まないでね(⌒▽⌒)/

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(* ̄(エ) ̄)/再警告!
こっから下はばりばり内容に踏み込んであるからまだ8巻を読んでいないかたが読むと楽しみが台無しになりますよ!

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Ψ( ̄∇ ̄)Ψ あまりにも直球な言及部分は白文字にしました Ψ( ̄∇ ̄)Ψ
というわけで、今回は長篇。
最初のお話が終わった時にわりと区切りが良かったので「あれ?これで終わり?思ったよりあっさりしたお話だったな」と思って次を読んだらお話が続いていたので「おおそうか」と思ったんだけど読了後あとがきを読んだら著者もこれで終わりじゃ物足りない、と思って続きを書いたみたいなことが書いてあって……アレなんスね、けっこーノープランで書かれてるんスね、ってげほごほがはっ!急に原因不明のさしこみがっ(インフルに非ず、あーシャレになんねー)。
メンデルの法則」とか懐かしかった。
というか、学生時代、「メンデルの法則」は結構好きだったので(なんかその理屈?というか仕組みが面白くて。そら豆の実験とか、結果とか、メンデルさんがコツコツ研究されていった成果とかが生命の仕組みって面白いな~って、好きだったテーマだったので)。
それを怪異に持ってくるとか、わー面白すぎー。この発想、ふつうしないよね、だって怪異から人間とかグロすぎるというかあまりにも鬼畜すぎる絵面なんだもん。その子の精神的な負担とか考えるだけで非道というか外道というか。
スズちゃんも一くんも、ほんっとよくぞあんなに素直にまっすぐスクスクと育ってくれたものですよ!
しかしその後の展開には一時正気を疑ったけどね……っていうかスズちゃん大人すぎ……環境適応能力っていうの?状況適応能力っていうの?高すぎない?ふつうもっとパニックになるもんじゃ……。
彼女と彼とそのアイのケッショウは将来的にどういうふうになるんでしょうねえー。今後も出てくるんでしょうかねえー。
っていうかこの事件の前提のあのマッドサイエンティスト的なオジサンの鬼畜ぶりが地味に後味で気持ち悪いわー。
そんで最後の方でほのめかされてた古典的な次回の敵(?)ってなんなんでしょうね?次巻で書かれるのかなあ。