2014/06/08

ポワロの事件簿

ポワロの事件簿 1 (創元推理文庫 105-6)
アガサ・クリスティ
東京創元社
売り上げランキング: 177,426

■アガサ・クリスティー 翻訳:厚木淳
ひっさしぶりにクリスティーの名探偵ポワロものを読む。
高校生~二十代くらいまで繰り返し愛読していたときは、新潮文庫の緑の背表紙のやつと(いまはみんな絶版ね)、早川文庫の赤い背表紙のやつ(いまのクリスティー文庫になる前の版)で読んでいた。創元推理文庫で読んだクリスティーはその他の、トミーとタペンスとかそんなんだけだったんじゃないかな。

というわけで、創元推理で読むポワロは初めて。
翻訳が少し古いけど、そもそもクリスティーが昔のひとなのでこんなくらいでいいだろう。
カモミール・ティーを「カモマイル茶(かみつれの茶剤)」としてあるのとか、時代だなあ。
1980年10月初版。今回買ったのは2012年3月の38版。

目次
西洋の星の事件
マースドン荘園の悲劇
安いマンションの事件
ハンター荘の謎
百万ドル公債の盗難
エジプト王の墳墓の事件
グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件
誘拐された総理大臣
ダヴンハイム氏の失踪
イタリア貴族の事件
遺言書の謎

エジプト王の話とイタリア貴族の話は他の本で読んだことがあった。
気軽に楽しめる軽いミステリー。展開が読めるのもけっこうあるけど、ご愛嬌。

翻訳の厚木淳というかたについて創元推理のホームページから引いておく。
【1930年、東京日本橋に生まる。1953年、京都大学卒業。東京創元社取締役編集部長を経て、翻訳家。訳書に、火星シリーズをはじめとする、東京創元社より刊行のバローズ全作品、アシモフ『銀河帝国の興亡1~3』、クリスティ『晩餐会の13人』『ミス・マープル最初の事件』『ポワロの事件簿1,2』、ディクスン『白い僧院の殺人』ほか多数がある。2003年歿。】