2014/06/04

にょっ記

にょっ記 (文春文庫)
にょっ記 (文春文庫)
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穂村 弘
文藝春秋
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■穂村弘
これはジャンル分けが難しい。
とりあえず「偽日記」ふうの「エッセイ」と解釈したけれども、まるごと「創作」すなわち「日記形式の小説」というとらえかたも可能だと思う。
いっそ「散文詩」と云ってもあながち外れてはいないような。
ほんとのことも混じってるんじゃないかなーでもこれは現実に有り得ないよね、どこまでほんとなんだろう、とか思いめぐらしながら読んだ。昔の本からの引用とか、本当なのかなあ。

フジモトマサルの挿し絵はヒトコマ漫画みたいだ。リモコンで家の外からチャンネル変えちゃうの、いいな。そういえばこの漫画家さんの作品にはいつも動物が人間のように書かれているけど人間も同じように出てくるんだけどそもそもこの動物はなんなんだろう…。カワウソかな? 

表紙&本文イラスト・フジモトマサル
装丁・名久井直子
偽ょっ記(解説に代えて)・長嶋有
解説イラスト・名久井直子

なんだかふだんの長嶋有の仲良しさんがいっぱい関わってる御本だなあ。ちなみにこれは文庫だけど単行本は函入りだったとか、そういえばそうだったかな?

表紙のタイトルと著者名に数字が隠れている、解説に書いてある、ほんとだーぼんやりなんとなく見て「変なフォントだなあ」とだけ思ってた。ちゃんと見たらすぐわかるね!面白い。

なんとなく気になって調べたら、
穂村弘 1962年5月21日生まれ
長嶋有 1972年9月30日生まれ
10歳違うんだね。でもそんなイメージ無かったなあ。ほむほむが若いというか。
ついでにフジモトマサル 1968年生まれ(月日は載ってなかった)。えー長嶋有よりフジモトマサルが年上だったのかあ。ふーん。名久井直子は1976年2月10日だそう。

本書の初出は「別冊文藝春秋」第248~261号の連載に加筆修正。単行本は2006年3月刊。
号数でいわれても年月がわからんよ…。

そういえば最初に献辞が「かよに」ってあって、びっくり。
奥さんのことだね。「妻に」じゃなくて名前、平仮名かあ、とかちょっとどきどきしちゃった。