2014/05/17

マレー半島すちゃらか紀行 【再々読】

マレー半島すちゃらか紀行 (新潮文庫)
若竹 七海 高野 宣李 加門 七海
新潮社
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■若竹七海・加門七海・高野宣李(共著)
1995年7月単行本刊の1998年10月1日発行文庫版。絶版。
再々読にして気付いたけど装丁はなんとあの祖父江慎だった!(装画はしりあがり寿)。
詳しい感想は再読のときに書いたのがあるのでそちらを。
とりあえず今回読んでの感想はひとことで言うと「ふ、古い!ノリがいかにも90年代ぽくてダサい!」ということだった。
古いことがすなわち書籍の価値を失うことではない。特に純文学を味わうに古さは関係ない。
ただ、同じ文学でも大衆文学が時代を経ると評価が難しくなっていくと言われるように、本書の性質であるとか、文体とか、いろんなものが当時の流行とかテンションとかスタイルの色濃く反映された作品だっただけに、20年経つといろいろキツいものが出てくるわけである。
「バブル期の三十路独身きゃぴきゃぴOL海外旅行~」ってなノリにしょっぱなからげんなりしてしまい、努力して読み進めたが、まあ当時の社会風潮やインターネットが普及していなかったことなどからこれでもいけたんだなとか思ったりして。20年前のテレビ番組映像で当時のアイドルの髪型や服装を目にしたときに感じるあの複雑な感情とすごく似た感じだった。

目次を最初はそのまま書き写したのだけれどこれが、旅程とその土地についてのエッセイが混ぜて書かれているのでごちゃごちゃするので分けてみた。
●目次―旅程を除く
使用前 若竹七海
「クアラルンプル① 旅はネコブル世は情け」若竹七海
「タマンヌガラ ムーンライト・ロマンティックに気をつけろ」加門七海
「ジェラントゥット 線路は続くよ駅はどこ?」高野宣李
「ジャングルトレイン ミルクティーもこぼれるLONG TIME TRAIN」若竹七海
「バトパハ バトパハ探偵団、玉砕の巻」若竹七海
「マラッカ 古都マラッカにドアは壊れる」高野宣李
「ティオマン島 龍の眠る島に赤い猿を見た!」加門七海/高野宣李
「クアンタン 洗濯女はハリラヤに吠える」若竹七海/高野宣李
「クアラルンプル② さらば肉骨茶、また来る日まで」加門七海
使用後 若竹七海
座談会「すちゃらか紀行」ふたたび 若竹七海/加門七海/高野宣李
本文挿画:高野宣李
●目次から旅程のみ
3月1日・火 【成田出発 クアラルンプル泊】
  2日・水 
  3日・木 【クアラルンプル出発 タマンヌガラ(国立公園)泊】
  4日・金 
  5日・土 【タマンヌガラ出発 ジェラントゥット泊】
  6日・日 【ジェラントゥットをジャングルトレインで出発】・【バトパハ泊】
  7日・月 【バトパハ出発 マラッカ泊】
  8日・火 
  9日・水 【マラッカ出発 ティオマン島泊】
 10日・木 
 11日・金 
 12日・土 【ティオマン島出発 クアンタン泊】
 13日・日 
 14日・月 【クアンタンをバスで出発】・【クアラルンプル泊】
 15日・火 
 16日・水 【クアラルンプルから香港へ】