2008/04/11

早川書房編集部編『ミステリ・ハンドブック』(ハヤカワ文庫)

もう10年くらいは持っていて、最初によく読んだのはもちろん、折に触れて繰り返し読んできた。とは云っても小説とは違うから、ぱらぱらやって面白そうだなと思ったところをじくっと読む。そして書店に行って件のミステリを見つけては読む。
そんなこんなで手持ちのこの本が落丁本だと気が付いたのはもうかなり読み込んだほんの数年前のことだった。遅きに失するにもほどがある。456頁の次がいきなり489頁。文章思いっきり途中でいきなり既刊リストに突入している。
これが小説だったらどんなにノロノロ読んでもまあ数日中に気が付いて、これがまた終盤での落丁だから泡食って書店に駆け込んでいるだろう。だが、幸か不幸かハ ンドブック。問題の頁は今も全然知らないポーラ・ゴズリングという作家の記事で、従ってこの欠陥に長い長い間気が付かなかった。気が付いても、もはや本書 のほとんどは何十回と読んであるし今更落丁分30数ページのために正しい本書を入手したいかどうかと云えばほとんどその意欲が沸かない。
目次によれば落丁部にはサラ・パレツキーとスー・グラフトンとウォーレン・マーフィーのレビューが載っているらしい。なるほど。だから女性探偵物のこれらを読む機会を長い間持たなかったのだな。なるほど。
カバーデザインは矢萩喜従郎。


ミステリ・ハンドブック (ハヤカワ・ミステリ文庫)

早川書房

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