2003/08/24

高慢と偏見

高慢と偏見 上 ちくま文庫 お 42-1
ジェイン・オースティン
筑摩書房 2003-08


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■ジェイン・オースティン
ちくま文庫から出た新訳。読みやすい活字で古い話だけどさくさく読めた。帯の文句に惹かれて読んでみたのだが、「恋愛小説」とありますが、現代のそれとは全然雰囲気が違います。この小説の出版は1813年。ナポレオンの時代です。この時代の身分に対する考え方などがくっきり描かれています。人物の書き方がすごい極端なような気がします。主人公エリザベスの母とか妹とかが浅ましい無学な人間として描かれてるんですけど、「こんなヤツおるんか?」という感じで、まあ時代が違うけどなあ。タイトルの通り、身分が高くて「高慢」であったり、身分や一度聞いた噂をまるのみして「偏見」をもったり、そういうことがいっぱい出てくる小説です。しかしユーモア小説としても読まれているらしい本書ですので(別に笑うことはないんですけど)、まあお昼のドタバタドラマ観てる感覚で読めます。タイトルだとすごく小難しそうな理屈っぽいの想像しちゃうんですけど、まるで違いました。特にオススメはしませんが(^^;。「有名なハナシやからいっぺん読んどこか~」くらいのノリで。