2003/02/19

ねむりねずみ

ねむりねずみ (創元推理文庫)
近藤 史恵
東京創元社
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■近藤史恵
やはり通勤の行きと昼休みで読了。なんでかな~、と思いますけどページ数がこれは300ページ未満で、文章も読みやすいからでしょう。何よりミステリだから早く先を知りたくなるし、面白いですしね。

これは『凍える島』とは違って文体がそう異様な感じはしなかったです。歌舞伎の世界が絡んでいます。銀弥さん見たい~惚れたい~という感じ、あとこの人のなる言葉がの消えていくという症状のなんと美しいことか(そして残酷なことか)。ミステリーとしては前回の『凍える』でも言えたことですが、「なんでやねん!」「そこで普通おかしい思うやろ!」「ってゆーかムリ!」とかいうのがあるんですけけど、でも許せてしまうのはこのヒトの作品というのは雰囲気で読む、みたいなところがあるからだと思う。

ひとつ残念というか、この作品で初登場の探偵、今泉さんなんですけど。。。このひとが出たときの会話で「新春狸御殿って感じ」っていうのがあったのと、その前の章で登場した良高のインパクトがあまりに強かったのと、それと何より……「古畑任三郎」の今泉君のイメージが強烈すぎて――。結果。たいへんなイイ男、とその後何度もほのめかされるにもかかわらず、アタクシの頭の中では「ふっるはったさん~」の今泉クンの、あのヒョウキンな顔で登場するということになってしまったのです~(爆)。つまり、「いやんvすってきい♪」と萌えるべきであろうかもしれないシーンもなんか……お笑いになってしまうというか。。。これでいいのだろうか( ̄□ ̄;)!!
――ああ、なんでこのひと今泉なんて名前なんだよ~、と思わず読みながら思ってしまったのでありました(落涙(^^;)。