2002/04/05

垂里冴子のお見合いと推理

垂里冴子のお見合いと推理 (講談社文庫)
山口 雅也
講談社
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■山口雅也
単行本を見かけたとき表紙のイラストに描かれたおっとりした和服女性と著者が山口雅也、というギャップに「うーむっ、これは文庫になったら是非チェックしたいものじゃ」とひそかに思っていた問題(?)の作品が文庫になっていたのを読む。
これ、「たるみさえこ」だと思ってたんですけど、読んでみたら「すいりさえこ」なんですね。そ、それって奇面組の世界じゃないか(笑)。ちなみに他の登場人物もこの調子。冴子さんという大和撫子(?)がお見合いをするたびに何らかの事件というかアクシデントに巻き込まれ、鋭い洞察力をもってそれを解決するというもの。短編集なので、別に好きな順番で呼んでも構わないかもしれませんが、連作だし、いちおう流れがあるので順番に読んだ方がいいでしょう。なお、このシリーズには続編があるので文庫化を待つ。私的には冴子さんの弟くんにある疑問を抱いているので、それがどうなるのか、単なる気のせいなのか、が気になるトコロ。ちなみに解説は若竹七海さん。イヨッ、ななちゃん!(って何だ子の馴れ馴れしさは(^^;)。若竹さんの文庫新刊はないのかなー?