2002/04/30

世界音痴

世界音痴
世界音痴
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穂村 弘
小学館
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■穂村弘
「歌人のエッセイだからコトバの遣い方が楽しみだな」くらいの気持ちだったんですけど。これが。――もう、めちゃくちゃ面白いのです!!。ギャグとかそうゆーんじゃなくって、えーと。一言で言うと「穂村さんって、へーん(笑)」。変わってるというのはそりゃー短歌からも窺い知れたんですけど、でもえーと、あらためてこうゆー人だったんか、とゆう……。恋人にしたら絶対苦労しそうなタイプですけど、ちょっと離れたところから観察していたいタイプですね~。

これ掲載時期が数年に渡っていて、本の収録は前の章ほど最近のエッセイなのですね。イヤ、最初のほうで「結婚をまだ一度もしたことがない」というような記述があって、後半の詩風のエッセイで「妻」という記述が数箇所出てくるので最初、「おおっ、穂村さん結婚したんかあー」と思ったんですけど(このエッセイを読まれた方には分かると思うんですけど)、なんか違和感というか。結婚しそうにもないキャラなので、えー、分かりやすくいうと「ダウンタウンの松本さんが結婚してラブラブでれでれ会見」をするくらいの違和感と言いましょうか。――で、あとがきを見たんですけど分からなくて。一番最後の「初出一覧」を見たら前の方が最近とあって。――そか、「妻」ってのはやっぱり創作かあ。とわかったのでした。まあどうでもいいといえばどうでもいいんですけど。「この人と結婚しよう、と思う女性」がいるとすればすごく気になります。

★追記
誤解を招くかもしれないが、この本を読んで「ああ、私も自分の思うままに生きていていいんだ」ととても安心できた。
奇想天外な(?)著者の思考回路、生き方は読んでいてとても面白い。ここまで自分をさらけだして平気なのかとも思う。
この人と結婚したいとは思わないけど、友人として話し合ったらとても興味深いだろう。