2002/03/28

ココニイルコト

ココニイルコト

噂のDVD、もっと我慢するつもりだったのにヒマだったので観てしまう(^^;。真中瞳主演 ”ココニイルコト”。堺雅人も主演って云っていいのだろうか。
うーん、なんていうか、まあ、綺麗な話でありました。相葉さん(真中さん)のクールなキャラが好感が持てたし、山南さん、じゃなかった、堺さんの関西弁もすごい自然で上手。やっぱ声質、高いですねー。こういう男性って、罪作りです(笑)!流れている感じがすごくする、自由っていうの?つかまえたいけど、つかまってくれないだろうなって思ってしまう。前野(堺さん)の部屋がすごく良い感じ。あの手でさわると点くライト欲しい……。最相葉月さんの原作(?)エッセイが気になるので探して読んでみたい。
作品としてのクオリティは、正直「新選組!」に届いていないと思います。なんていうか、「もう1歩」欲しかった感じ、あっさりしすぎて物足りない。テーマは決して悪くないんだから、好みとしてはしつこくくどくなる、その手前まで描いて欲しかったな。


なんといふ空
最相 葉月
中央公論新社 2004-06


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映画”ココニイルコト”の原作。最相葉月『なんといふ空』(中公文庫)。

実はこの本、映画とか観る前に店頭で平積みになってるときに手にとったことあったのだ。でも知らない人のエッセイとゆーのは「何か」理由がなけりゃなかなか……。そういえば『絶対音感』も星新一のことを書いた『あのころの未来』も『青いバラ』も店頭で一度は手に取っているのにすべて未読だったりするんだよなー。なんか小難しそうで敬遠してしまっているのダ。

さて『なんといふ空』。このタイトルは種田山頭火の

  なんといふ空がなごやかな柚子の二つ三つ

から取ったそう。エッセイを読んでいても思ったことだが最相さんは言葉の選び方が上手。センスがいい人だなあと思う。映画の原案となった「わが心の町 大阪君のこと」は2回繰り返して読んで、それから他のエッセイをランダムに読んでまた読んだけど、映画とはやっぱり別の人かな。このエッセイを読んであの映画になる、うーん、人間の創造力&想像力ってすごい、とあらためてしみじみしたり。エッセイはエッセイでじんとする。