2002/02/01

死者との誓い

死者との誓い (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)
ローレンス ブロック
二見書房
売り上げランキング: 295825

■ローレンス・ブロック
【1日目】
本屋で平積みを眺めて物色していたらローレンス・ブロックの名前が飛び込んできました。お?と思って手に取ったら意外にもハヤカワミステリじゃない。二見文庫だって。ふ~ん。ハヤカワってだいたい版権独占するのが多いんですけどこれは違うんだ。しかもマット・スカダー・シリーズ。ハヤカワで既に何作も出ているヤツだ。同シリーズの版権なのに、取れなかったのかな?まあ読む側にはどっちでもいいけど。――というわけで読みかけています。久々の翻訳なので、最初1ページ読み終えたときひどく新鮮な感覚がしてそれで「あ・翻訳だっけ」とあらためて思って翻訳者を確かめたりしてしまいました。

【2日目】
読書中。アメリカの人の会話って、日本人の会話とはやっぱりどこか、違いますね。映画みたい、というか、うーん。どこがどう違うんだろうなあ。日本人の会話はどこかでぼかしがある。アメリカの会話はどこかでジョークがある。……ごくごく簡単に言っちゃうと、そんな感じでしょうか。
それにしても気になるのは登場人物で自殺したいのが拳銃を手に入れようとするんですけど、……薬では死にたくない、って理由でね。読みながら、「首くくるのが一番苦痛が少ないって言うけど、なんでそれは避けるんだろうな?」と思ってしまいます。……ハッ、もしかしてそれが鍵なのかしらっ。拳銃に意味があるってことかしらっ。……今のところ、それはないと思うんだけどな。ま・読んでいきましょう。

【3日目】
読了。う~ん、ラストのほう良かったなあ。昨日書いた拳銃はやはり事件には何の関係もなかったんですけど、それはそれとして、この自殺を望む女性をめぐる顛末がすごくいい。詳しいことはネタばれだし、知ってて読むと台無しですので書きませんけど……。こういうのを主軸の横にしっかり据えて描いちゃうところがローレンス・ブロックの魅力なのかも知れません。